東信水産株式会社｜特鮮レシピ


	江戸時代の後期から始まったにしん漁は明治期に全盛期を迎えましたが、漁獲量は徐々に減少してしまいました。現在の日本でのにしん事情は少々淋しいものがありますが、依然として数の子は人気があります。身欠きにしんは昔からの保存食ですが、戻す時に米のとぎ汁で茹でると臭いがとれておいしく仕上がります。


にしんのマリネ	にしんときゅうりの酢のもの	にしんそば	身欠きにしんとたけのこの煮物	にしんの木の芽焼き
にしん｜えび｜あさり｜ほたて｜たら｜たこ｜かに｜はまぐりワインに合うおつまみ｜日本酒に合うおつまみ 1月｜2月｜3月｜4月｜5月｜6月｜7月｜8月｜9月｜10月｜11月｜12月

にしんをハーブの風味でさっぱりと。

材料（4人前）

にしん……………1尾赤・黄ピーマン ………………各1/4コ玉ネギ…………1/4コケーパー……大さじ1 デイル・塩……各適量

(Ａ) 酢……………2/3カップ砂糖……………大さじ1 塩・こしょう…各少々ローリエ……………1枚スープ………1/4カップ



		にしんは頭を落として3枚におろし、小骨を抜いてひと口大に切る。やや強めに塩をふり、約20分おいて水で洗う。



		赤・黄ピーマンはせん切りに、玉ネギは薄切りにして水にさらす。



		Aをよく混ぜ合わせ、１、２、ケーパー、デイルを加えて約4～5時間漬け込む。

にしんは塩をふって身を締めるのがポイント。

残りものの干物で作ってもおいしい。

材料（4人前）

身欠きにしん（生干し）………2本きゅうり…………1本ラディッシュ……2コ生姜・塩……各少々

(Ａ) 酢………………大さじ5 だし汁…………大さじ2 しょうゆ……小さじ1/2 砂糖……………小さじ1



		きゅうり、ラディッシュは薄切りにして塩でもむ。生姜はせん切りにして水にさらす。



		器に身欠きにしん、きゅうり、ラディッシュを盛り、Aをかけて生姜をあしらう。

にしんは熱いうちにほぐすこと。

京都で有名なにしんそば。

材料（4人前）

にしん（甘露煮） …………………4切そば……………4玉三ツ葉・ゆずの皮 ……………各少々

(Ａ) しょうゆ・みりん ………………各大さじ2 水…………………50cc

(Ｂ) だし汁…………6カップしょうゆ………大さじ3 みりん…………大さじ2 砂糖……………小さじ1



		そばを茹でて丼にとり、１をのせる。２を注いで刻んだ三ツ葉、松葉にきったゆずを添える。

にしんは濃いめの味付けにした方がそばに合う。

身欠きにしんのだし汁でたけのこを煮含めて。

材料（4人前）

身欠きにしん……2本たけのこ…………1コ人参……………1/2本米のとぎ汁………適量

（Ａ）だし汁…………2カップしょうゆ………大さじ3 みりん…………大さじ2 砂糖……………小さじ1



		身欠きにしんは熱湯につけておいてから5cm幅に切る。鍋に米のとぎ汁、身欠きにしんを入れて火にかけ、弱火で約30分煮る。



		煮汁を捨てて、ひたひたになるまで水を加え、さらに火にかけて30分煮る。また煮汁を捨てて、Aを加える。



		くし形に切ったたけのこ、型抜きした人参を加えてさらに煮て味を煮含める。

身欠きにしんは臭みをなくすため、米のとぎ汁で茹でる。

脂ののったにしんに木の芽の香りがよく合う。

材料（4人前）

にしん（生）……1尾木の芽・人参・大根 ………………各適量

(Ａ) しょうゆ………大さじ4 みりん…………大さじ3 砂糖……………大さじ2



		にしんは頭を切り落とし、3枚におろす。食べ易い大きさにそぎ切りにする。



		焼き網でにしんの両面を焼き、時々Aのつけ汁を塗って色よく仕上げる。

生のにしんのかわりに生干しのにしんで作ってもよい。